設計・製造における特徴
この台車は、半導体に使用される大型(600×800)のガラス基板の搬送に使用される台車です。(※画像はイメージです。当社は、下部の台車部分のみ製造可能です。)
ガラスを運搬した後、ガラスをロボットで取り出すため、台車をしっかりと固定しておきたいと、お客様よりご相談を頂きました。またガラス基板という繊細なものを扱うため、ロボットと台車の高さを正確に合わせる必要があり、移動のたびに水平だしの作業が発生することが想定されました。
そのためキャスターによる固定ではなくうんぱんマンを提案しました。うんぱんマンは、アジャスターとキャスターがワンフットで切り替わり、固定と移動の相反する問題を解決する製品です。一人で装置の運搬、固定、レベル調整が簡単に行えるため、台車と組み合わせることで頻繁な移動が必要な装置や検査機を安心安全に移動させることできます。
これにより、お客様の課題であった「台車の確実な固定」と「ロボットとの精密な高さ調整」を同時に解決し、繊細なガラス基板を安全かつ効率的に取り扱うことができるようになりました。
当社は累計1000台を超える特注台車の設計・製造に携わってまいりました。納品業界は食品業界から航空業界まで多岐に渡り、特注台車の設計から製造、既製品の改造、派生品の製作、さらにはパーツ部品の製作まで幅広く手掛けています。
「こんな台車が欲しい」、「今使っている台車(部品)をこうしたい」、「こういった物が作れないか」など
台車に関するお困りごとがございましたら、お気軽にご相談下さい。