うんぱんマンとは、アジャスターとキャスターがワンフットで切り替わり、固定と移動の相反する問題を解決する製品です。一人で装置の運搬、固定、レベル調整が簡単に行えるため、台車と組み合わせることで頻繁な移動が必要な装置や検査機を安心安全に移動させることが可能です。
うんぱんマン付き台車は固定と移動をスムーズに行える特注台車です。その耐荷重は従来より300kgでした。しかし、搬送する筐体の重量が500kg以上が多く、従来のうんぱんマン付き台車では必要な機能を満たすことが出来ないために、新たに1tまでの荷重に耐えられるように開発をしました。
具体的には、インパクトドリルでラチェットを回転させられる機構に変更し、ハンドルの上げ下げが可能になりました。また、うんぱんマンのフレームを40角から80角へとサイズアップさせました。さらに、たわみ部分に補強を入れて波打ち防止をしています。これにより、一気に耐荷重が向上しましたので、幅広い製品を搬送することが出来るようになりました。
現在では、耐荷重500kgのうんぱんマン付き台車を開発中であり、ハンドルによる上げ下げではなく、ワンフットで移動と固定がスムーズに行えるようにしています。